だんだんと暖かくなり、キャンプしやすい季節になってきていることにウキウキしているお小遣いキャンパー・井助です。
このブログでは、お小遣いの範疇でステキなキャンプを楽しむには、どんなキャンプ道具を選んだらいいのかを、実体験を交えてご紹介しています。
以前、ファミリーキャンプ用のテントランタンのオススメを、ご紹介させていただきました。今回は、ソロキャンプ用のLEDランタンはどれがいいのか?について考察していきます。
ファミリーキャンプ用テントランタンの記事はコチラ
目次
ソロキャンプなら断然小型がいい!
雰囲気が良ければ、少々大きくてもぽってりとした中型ランタンを持っていくこともあるでしょう。また、手間がかかっても、キャンプの雰囲気を堪能するためにオイルランタンを持っていくのも良いでしょう。
でも、ランタンの一番の目的は、灯りを得ることです。最近は、小型でも十分明るいLEDランタンがたくさんありますので、求める明るさがあれば、ソロキャンプ用のLEDランタンは、小型で十分です。
また、大きければ大きいほど荷物も嵩張ります。1人でまったり過ごす時間を確保するためにも、荷物はできるだけ小さく、軽いほうが身軽で良いです。
ソロキャンプおすすめランタンはこの2つ
小型なことも大事ですが、価格が一番重要です。
どれだけ値が張る道具に囲まれても、懐が寂しかったら充実感は感じられません。痛手を負わない程度にギア集めをするのが良いと思います。
また、機械ものはいつ壊れるか分かりません。特に電気を使うギアは、携帯電話のように次々と性能が良いものが出てくるので、正直何年使えるか分かりません。性能と見た目が許容範囲なら、安いに越したことはないと思っています。
私がオススメするLEDランタンは、以下の2つです。どちらもソロキャンプに適したLEDランタンで、この手のランタンを2本持っていけば、ひとりでしっぽりするには十分です。
5050workshop ミニマライト
私が一番最初に買ったランタンです。
ゴールゼロやレッドランザーなどのスティック型の中で、一歩低価格に振っているランタンです。
107gと少々重めですが、本体にアルミを使っていて高級感があります。
ESLNF LEDランタン
本当はゴールゼロ!と言いたいところですが、元々の定価が高い上に価格が高騰していて手に入りにくいので、模倣品のESLNFというメーカーのランタンをオススメします。
お値段は記事執筆時点でミニマライトと同じくらいです。
ミニマライトとESLNFを比較
今回は同価格帯のこの2つの性能を比較してみます。
基本情報
5050workshop ミニマライト | ESLNF LEDランタン | |
サイズ | 123×26.5×26.5(mm) | 94×40.5×40.5(mm) |
明るさ | 80〜250lm | 14〜250lm |
重さ | 107g | 75g |
バッテリー | 2500mA | 2600mA |
ESLNFはプラスチック製なので軽量ですが、ミニマライトに比べるとちょっと安っぽい感じがします。
個人的に5050workshopの白黒のモノトーンを基調としたブランドコンセプトが好きなので、サイトのレイアウトはもちろん、自宅のインテリアとして飾ってもミニマライトのほうが雰囲気が良いと思っています。
ただ、アウトドアでの使用が前提なので、持ち歩いてて落としたり、ぶつけたりした時に、ESLNFのほうが軽い分、壊れなさそうなのでガンガン使っています。
側面の明るさ
ミニマライトは温白色と電球色の切り替えができます。
それぞれHighとLowの2段階ずつ光量切り替えができます。(温白色:High 200lm, Low 100lm、電球色:High 180lm, Low 80lm)
ESLNFは単色のみで、27lm〜250lmの間を無段階で調整できます。
下の画像はミニマライトとESLNFの最大光量の比較です。
データではESLNFのほうが明るいようですが、体感では、ミニマライトのほうが明るく感じます。
最小光量も比較してみます。
ミニマライトが2段階調整なのに比べてESLNFは無段階で調整できるので、好きな明るさに調整できます。
私には、ミニマライトはLowでも明るすぎます。夜も深まって、ろうそくぐらいの灯りが欲しい時もありますので、そんな時はESLNFのほうが活躍します。
側面ライトの向き
この2つは側面ライトの向きが違います。ミニマライトが横向きに対して、ESLNFは下向きになります。
この側面ライトの向きの違いが、個人的に一番大きな違いだと思っています。
ESLNFが下方向を優しく照らしてくれるのに対して、ミニマライトの光は目に直撃します。Lowでも明るいので、とても眩しいです。
私は2つとも持っていくことが多いですが、強い光で全体を照らすミニマライトをメインランタンに、優しく照らすESLNFを、テント内や焚き火のお供として手の届くところに置くような使い方をしています。
カスタムグッズの多さ
ESLNFは大人気・ゴールゼロの模倣品で、サイズもほぼ一緒なので、ゴールゼロ用に作られたカスタムグッズがほぼ使えます。しかも種類豊富、かつ、かなり格安で流通しています。
私は下の2つを購入して、シェードを付けたりアンバー色にしたりして楽しんでいます。
ただ、ESLNFは元々ライトが下向きに付いているので、シェードについては付けても意味がないように思い、最近は使用していません。
かたやミニマライトについては、ゴールゼロタイプほどカスタムグッズが揃っていません。
特に眩しさをカバーするための、光源を覆うシェードがあまりありません。5050workshop公式のものがやっと発売されましたが、その前に私は自分で作りました。裏にリフレクターをつけることで真下を照らせるようになり、満足しています。
収納しやすさ
ぱっと見のサイズはESLNFのほうが小さいですが、上から下まで同じ径のミニマライトのほうが収納しやすく感じます。
ESLNF然りゴールゼロ型は、ヘッド径がミニマライトより大きくなっており、ミニマライトに比べて凸凹しています。
ポケットやサコッシュに入れた際に、ESLNFのヘッド部分の膨らみが気になります。ギアケースに隙間無くパッキングする時にも気になるポイントです。
スポットライト
ヘッド部に付いているスポットライトは、側面ライトと違って、夜道を照らしてくれるものなので、明るいほうが有効です。(ミニマライト:250lm, ESNLF:14〜122lm)
ESLNFは明るさ調整できますが、ミニマライトはできません。その代わり、ミニマライトは照らす範囲を調節できます。
夜散歩の時に広範囲を照らしたり、照射範囲を絞ってカブトムシなど遠くの何かを指し示すこともできます。
充電さ方法とモバイルバッテリー機能
充電方法はどちらもUSB-Cで充電可能です。本家ゴールゼロはコードを使わずにUSB-Aをそのまま挿しますが、個人的にはケーブルで充電できるほうが便利です。
ESNLFには無い機能として、ミニマライトはいざというときモバイルバッテリーとしても機能するので安心感があります。
どうしても許せない点
これはESNLFにあります。ミニマライトには無い仕様として、ESNLFにはバッテリー残量ランプが付いています。
バッテリーがどれだけ減っているか分かる便利な機能ですが、使用中に突然、青いランプが点きます。
持っているベアボーンズビーコンライトが常時点灯するタイプで嫌だったので、ESNLFは常時点灯しないことを調べた上で購入しました。
確かに常時点灯はしませんが、焚き火眺めてお酒を飲んでまったりしてる時に、突然青く光ってくるので邪魔で仕方ありません。
ON/OFFの操作する時だけ数秒点けば十分なのに、なぜこんな仕様にしたのか理解できません。
流行り始めの中華製Bluetoothイヤホンを彷彿させます。あれも音楽を聴いてる間中、青い光が点灯しているのが堪らなく嫌でした。
乾電池タイプのライトには一切付いていない機能ですので、バッテリー残量ランプ自体、不要と思っています。ミニマライトはそもそも付いてないので、不快感がありません。
まとめ
今回はソロキャンプ用のLEDランタンとして、5050workshopのミニマライトとESNLFのLEDランタンをご紹介致しました。
どちらも一長一短ありますが、ミニマライトは広範囲を明るくしたり、持ち歩くのに便利。ESNLFは暗がりでゆっくりする時に傍に置くのがベストです。
どちらも小さめですが、このサイズのランタン2つあれば、ソロキャンプは十分だと思います。
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